Chromeに、何度http://...
と入れてもhttps://...
で接続しにいくので、全然テストできないじゃんと調べた結果、HTTP Strict Transport Security (HSTS)ってのを踏んでいた。
経緯
httpでアクセスできるけど、httpsはアクセスできないコトをChromeで確認したかったので、アドレスバーにそれぞれURLを入れて動きを見ていた。で、http://...
と入れているのにhttps://...
になってしまい、いくらやってもテストできやしない。困った。
HSTSとは
HSTSとは、RFC6797にある「HTTP Strict Transport Security」のこと。
サーバーがレスポンスヘッダ内に Strict-Transport-Security
を設定したときに発動する。httpでアクセスしていた場合は、httpsに切り替わり、以後の接続時もhttpsになる。なので、一度ハマるとhttpに戻れない。(例外として時間によるタイムアウトとかもある)
Chromeで対応するには
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chrome://net-internals/#hsts
を開く。 -
Delete domain security policies にHSTSを無効化したいドメインを入れて [Delete] を押す。