LPCXpressoの開発をVirtualMachine上でやってみた。 Mac向けの環境が無いんだからしょうがない。 Linuxでは動くので、VirtualBox上でDebianを動かして、そこでやってみた。
- VirtualBoxのインストール
- Debianのインストール
- LPCXpresso-IDEのインストール
ここまでは、普通に済ませる。OSがネイティブに動いているのであれば、ここでLPC-Linkを挿してバリバリ開発になるのだが、今回はVirtualMachine上で動くDebianにUSBデバイス(LPC-Link)をパイプしてあげないといけない。以下、その手順。
まずは、LPC-Linkを挿してフィルタに追加する。
設定画面のポート→USBを選択して、「+」のアイコンをクリックする。。。

LPC-Linkが挿さっていれば「不明なデバイス 0471:DF55」がリストされるので選択する。

これで、LPC-Linkを挿したときに自動でゲストOSから見えるようになる。 見えてますよね。の確認は、こんな感じ。

さて、これで、いざ開発!!といきたいところだが、そうもいかない。
LPC-Linkは、接続された直後はDFUデバイスになっていて、そこにデバッガファームを書き込んでからでないと使えない。 で、デバッガファームを書き換えると、接続直後とは別のUSBデバイスに変身するので、そちら側も自動で仮想マシンに接続するように設定してあげないといけないわけだ。
というわけで、ここでLPC-Linkに変身してもらう。詳しくは、 ここら辺。

もう一度、USBデバイスの設定をする。仮想マシンの設定を開いて、

USBデバイスを選択する。

上記コマンドが正しく処理されていれば、以下のように「Code Red Technologies LPC-Link Probe v1.1」なんてのがいるので、こいつを選択すればOK。

ここまでの設定で、以下のように2つのデバイスがエントリされていれば、
ここで、LPC-LinkをDFUデバイスとして認識させるために抜いてしまう。ちゃんと設定できていれば、LPC-Linkを接続したところで自動的に仮想マシンに繋がるので、あとはIDEでリアル環境と同じように使えますよ。